ログハウスでの暮らし
再塗装について教えてください
建物にとって、メンテナンスはとても大事です。
これはログハウスに限ったことではありませんが、ログにとっては特に重要となります。セトリングによる建具等の調整などもありますが、ここでは「塗装」についてご紹介いたします。
ログハウスのメンテナンスで最も重要なこととして、ログ壁やデッキ等の塗装作業があります。これは長い間、直射日光や雨風にさらされて傷んだ箇所や、塗料の色落ちした場所などを修復し、耐久性の優れたログハウスにしていく大切な作業で、長持ちさせるには必要不可欠なことです。
しかしこの、数年後に必ず実地時期がくる再塗装は、費用も掛かりログオーナーの懸念材料と思われます。
そこで、私たちはできるだけオーナーさまにセルフ塗装を提案しております。塗装は、塗った分、綺麗になって応えてくれますので、やりがいも感じると思います。家族みんなで行ってみるのも、特に子ども達には楽しい経験になり、家に愛着を感じるのではないでしょうか。
メンテナンスに関してですが、再塗装といっても建物全体を塗装するのではなく、全体を見回して塗装の傷んでいる所だけを塗っていきます。(カラーをガラリと変えられる場合は除きます)
傷みが早いのは、雨や日差しにさらされやすい建物の下の部分、脚立を使わずに手の届く高さのログ壁やデッキ周辺、特に南面などです。
次に家庭にお持ちの脚立を使って無理しないで出来る範囲の手入れで、非常に効果を挙げることができるはずです。
また、顔料の多い塗料(塗りつぶし系)を塗る事も耐久性を高める方法のひとつです。
以上の作業を何度か繰り返して、その内全体的に傷んできたときに始めて塗装屋さんに頼むとよいでしょう。この方法は家族みんなで楽しんで、その上格段にコストダウンできて一石二鳥です。
手間暇はかかりますが、もう一人の家族として愛情を込めてあげれば、10年、20年、30年後と、その分ログもさらに魅力ある姿になっていくことでしょう。(再塗装について詳しくは施工されたログハウスの工務店さんにご相談されると良いかと思います)
当社ログオーナーさまの多くも、新築時はもちろん、塗替え時もこのセルフ塗装にチャレンジされています。