ログハウスでの暮らし

「セトリング」って何ですか?

丸太を積み上げた構造のログハウスは、どうしても木自体による収縮や重さによってログ壁が下がるセトリング』という現象が起こります。(この現象により、ログ材1本1本がなじみ、時を経てしっかりとしたログハウスが完成していきます)このセトリングにより、建具や階段に調整が必要となる場合があります。中でも多いのが、ドアや窓など建具類の不具合で、その場合お引渡し後も弊社にて調整等を行っております。

Atacched File

ログ壁にはズレを防止するためにログ上段から下段までの要所要所に「通しボルト」という1本の長いボルトが通っているのですが、これもセトリングの影響で緩んできます。この緩んだボルトを締める作業も必要となるのですが、ボルトは後から締めなおせるところにありますので、誰でも簡単に締め直しができます。

他に、家具や柱をログハウス躯体と固定させてしまうと、この「セトリング」の関係で家具が変形したり、ログ壁に隙間が出来たりすることがあります。またプラン次第でどうしても起きる現象が2階床の微妙な傾きです。新築時は水平だったのに、時が経つにつれ、荷重を受ける大きさの違いによって、2階床を受けるログ材の高さが微妙に違って起こります。しかし生活に支障が出るほどの傾きではありませんので、ご心配はいりません。

この様な「セトリング」を一般的にはログハウスの欠点・弱点・問題点としてのみ捉えられることが多いです。しかしログハウスは「セトリング=必然的な現象」によって、より性能アップして完成されてゆくものと考えております。「セトリング」を考慮して設計、施工され、メンテナンスを行えば、それは”欠点”ではなく必要なことであり、”長所”だと捉えることができると思います。

また、このセトリングは建築後、数年の間に見られる現象で3〜5年も経って慣れたころには自然と落ち着きますので、それ以降はセトリングによる不具合はほとんどありません。

 

ログハウスのメンテナンス作業のひとつにあげられる「セトリング」という現象。「メンテナンス」はログハウスに限ったことではなく、一般住宅に関しても必要なことです。ログハウスの場合、セトリングや塗装といったメンテナンスが必要な所というのは表面に現れ、ほとんどの作業が自分たちでも可能であるという利点があります。メンテナンスをし、マイログハウスを大切にすればするほど、家もそれに応えてくれます。そういった点から、ログハウスは「100年持つ建物」といわれる所以なのではないでしょうか。

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